論文種別 総説
言語種別 日本語
招待の有無 招待あり
表題 超音波フュージョンsecond-look USのための仰臥位乳房MRI撮像法の工夫
掲載誌名 正式名:INNERVISION
ISSNコード:09138919
掲載区分国内
出版社 (株)インナービジョン
巻・号・頁 36(8),31-5頁
著者・共著者 清水 郁男, 中野 正吾
発行年月 2021/07
概要 "Real-time Virtual Sonography(以下、RVS)"[富士フイルムヘルスケア社(旧・日立社)]は、磁気位置追尾システムを用いて、超音波画像と超音波観察画面に対応したCT/MRIのmulti-planar reconstruction(以下、MPR)画像をリアルタイムに対比することできるシステムである。わが国で開発された超音波フュージョン技術であり、肝臓や前立腺の画像診断に広く用いられている。当院では、2005年より乳腺の画像診断にRVSを臨床応用している。大がかりな装置は必要なく、外来にて施行可能である(図1)。RVSを用いて異なるモダリティの画像の比較を行うためには、同一体位での画像情報が必要となる。乳房超音波検査の体位は仰臥位であり、RVSを用いて乳房MR画像情報との対比を行うためには、仰臥位における乳房MR画像情報の取得が不可欠である。本稿では、当院での仰臥位乳房MRI撮像の現状と、現在取り組んでいる高分解能画像撮像法について概説する。(著者抄録)
文献番号 2021295889